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PROJECT CARS 3の評価・レビュー(PS4)

 

PROJECT CARSシリーズについては、いくつもの記事を書いている。

 

これまで私は「海外円盤PROJECT CARS」、「PROJECT CARS PERFECT EDITION」、「PROJECT CARS 2+シーズンパス」をプレイしてきた。

 

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自動車、レースゲームは殆ど購入する

 

PROJECT CARS 2より3年の時を経て9月10日にPS4版プロジェクト・カーズ3が発売された。

 

通常、自動車ゲームが大好きな私なら、発売日前にシーズンパス込みの一番高いやつを予約していたであろう。

 

だが今回は正直言うと、前評判や少しずつ明らかになってきた全貌から購入を止めようと思っていた。

 

しかし、やはりPROJECT CARSを愛する者の一人として、 これまでPROJECT CARSシリーズをプレイしてきた者の一人として、プロジェクト・カーズ3の評価、変更点、実際どうなのかをレビューしなければならないという使命感から、また、今回の3から始めたらどう感じるだろうかをレビューしたいと思う。

 

 

 

 

今回に関しては『面白くない』可能性もあったことからシーズンパス付きのPROJECT CARS 3 Deluxe Editionは購入せず。

 

面白かったらシーズンパスを別途購入すると決めた。

 

ちなみに、PROJECT CARS 3 Deluxe Edition(¥12,760)を購入した方がトクということはなく、本編(¥8,360)とシーズンパス(¥4,400)を別々に購入しても同じ金額になる

 

 

 

 

 

さて、実際に購入してプレイした感想はこうだ。変更点と変更に関して思ったことがぐちゃぐちゃに混ざっている。申し訳ない。

 

まずは、シリーズをずっとプレイしてきた古参ユーザーの意見から。

 

・2に比べてゲームを起動してからゲームスタート画面に行くまでロード時間が少し長い。

・外付けのSSDに入れていてもロード時間が長く感じる。

・キャリアモードが経験値(EXP制)とゲーム内マネーによるアンロック車種制度になって面倒になった。

・イベントも獲得した★の数かレースで稼いだゲーム内マネーで開放する。

・たまたまネット環境をオフにしたときにフリーズが多発することがわかった。数回検証したが、ゲームがネットに接続しているかを確認するために固まる様だった。オフラインのレース中でもフリーズしてフリーズ解除後に勝手にコースアウトすることが2分に1回発生するので、常時ネット接続環境は必須です。まあ、切る人はいないと思うけど。

・車両の動きが軽い。おもちゃの様、よく言えばアーケード・カジュアル寄りになった。

・見た目のスピードエフェクトがすごくて、ブレーキを多めに踏んでしまい、大幅に減速して抜かれる。

・スピード感が出てるエフェクトのせいで、タコメーターとの感覚の乖離がある。(まあプレイ時間が伸びれば慣れるだろう)

・敵車がガンガン当ててくる。

・レックフェストかな?と勘違いするくらい当ててくる。

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レックフェスト ボコボコに当てるレースゲーム

・AI車両の追いつき方がおかしい。結構離していたのに後ろにいる時がある。

・イベント画面のUIアンロックツリーはアセットコルサと似ている。

・敵車からのアタックによるガードレール激突でラップタイム無効になるのは理不尽

・グラフィックはキレイになった風のテクスチャーを施してると感じる。ツルッと、のっぺりとしている。重量感は無くなった

・マシンのアップグレードは、フォルツァホライゾングランツーリスモsportの良いとこ取りをしようとしたんだな、と確認出来るもの。

・レイン路面でまともに運転できないことが無くなった、というかウェットの意味があるのか分からないくらい摩擦抵抗に変化はない、雨の雰囲気だけ

・路面がフラットすぎて、車両が浮いてステアリングが抜ける感覚はコントローラーでは一切感じられない。障害物とトラップのないマリオカートみたい。

絶対スピンすると思ったドリフトから回復する、そんなわけない動き。

・コース、走ってるサーキットの道路が縦長に感じ、コース幅が狭く感じる

2のSUGOサーキットと同じコースに思えない

・経験値の意味がはっきりわからない。(わかるほどプレイしてないのが原因)

・音が途中で一切無音になるバグ、再起動で直った。

レース中に突然テクスチャが白飛びするバグ、何が起こっているのか分からない。

・9/12現在、なんかハンコンG29が使えないという話があるので要検証。

・怒りは無く、残念な気持ちでいっぱい。

オープンワールドじゃないニードフォースピードと言うか、ストーリーの無いフォルツァホライゾンと言うか、レースシミュレーターでも無く、オープンワールド・アーケードでも無く、当たりの少ないWreckfest(レックフェスト)と言うか、ただただ車両やレースイベントのアンロックが面倒くさい中途半端なゲームになってしまった。

2の方が今でも面白い。

・4,400円のシーズンパスは購入しない方向で今のところ検討している。

・これやるんだったら、今からでもグランツーリスモsportの方が面白い、アップデートを重ねて十分成熟しており、値段もかなり安い。

 

 

 

 

 

 

 

 

結論を言うと、1、2の進化を期待していた人は無しです。

 

プロジェクト・カーズが好きだった人は、これを読んで皆さんそれぞれ自分に合いそうな理由がいくつか見つかると思います。

 

この3から始めた人はアリかも知れません(自己責任)が、1、2の進化版を期待していた人には無しを断言します。

 

そう言えばシリーズ開発元の『Slightly Mad Studios』は2019年、去年の11月にイギリスの有名レースゲーム制作会社『Codemasters』の傘下になっており、Codemastersのお偉いさんの路線変更指示でこうなったのだろうと勝手にオモンパカル(慮)。

 
もし、どうしてもプレイしたいのであればフルプライスで買うようなものではなく、安く値崩れした新品ディスクか中古ディスクを購入して、面白くなかったら二束三文で売るのが賢いと思う。

 

ただし、どんなにコレジャナイ感が出ていても20時間はプレイして再びレビューしようと思う。

 

その時、また見えてくる世界線が違うと期待して。

 

ああ、何が嫌いかではなくこの作品の何が好きかを多く語りたかった

 

おしまい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、追加でプレイした感想。

 

kisiritooru.hatenablog.jp

 

 

 

さらにプレイをして他のレースシムと比べた評価。

 

kisiritooru.hatenablog.jp