会社のパソコンを全部Windows8.1からWindows11Proに入れ替えた。ついでにサーバーもWindows server 2012 essentialsからWindows Server 2022 Standardに入れ替えた。めっちゃ作業時間掛かった。通常業務に加えて入れ替え業務を平行していたので、めっちゃ頭使った。
見積りから発注、購入、設置、設定、運用まで自分でやったので普通にベンダーさんにお願いするより150万くらい安くなった。これについては自分を褒められる、うん。前回も自分でやってから10年間、運用についてはトラブルが無かったが、必要になったらプロにお願いすることは、ずっと前から決めている。
しかし、どうしてもLink-Station(NAS)が見れない。いろいろ試してもアクセスできない。buffaloのサイトを探すと正にドンピシャなQ&Aがあるが
このとおりにしても全く解決しない。そもそも違う気がする。
入れ替え前のWindows8.1マシンで変わらず見ることが可能、あんまり使ってないWindows10マシンでは見れるのと見れないのがあった。
もう面倒なのでLink-Stationの中身全部をSSDにバックアップして初期化を行った。
結果、認識しなかった。
ネットワークに問題なし、ハードウェアに問題なし、権限付与に問題なし、新品PC・サーバーに問題なし。buffaloのNAS Navigator2からは見えているのにフォルダが見えない。ブラウザでIPアドレス指定してLink-Stationにログインして、設定をいろいろ変更しても見れない。
これはおかしい。
Windows8.1とWindows11の間に一体何があったのだ!!
Windows10で見れるのと見れないのがあるので、検索キーワードを「linkstation アクセスできない windows11」から「linkstation アクセスできない windows10」と「nas アクセスできない pingは通る windows11」に変更。
そしたらありました。
『Windowsの機能の有効化または無効化』の中のファイル共有のプロトコル、SMB(Server Message Block)にチェックが入ってないことが原因でした。
そんなの解かるか!!
それのせいで約10年前のLink-StationはWindows11(10)からは見えない、見れなくなっていたのです。
Link-Stationだけ見れないと思っていたのですが、冷静になるとNASが見れないという『大きく捉えて考えられない』自分のミスです。ほんの少し知ってるだけの素人さを痛感します。
こんな、何時間も無駄にしないためも解決方法をここに書いておきます。
Windows11の場合
スタートキーから「機能」で検索、一覧から「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリック
出てきた「Windowsの機能」を下にスクロールして
SMB 1.0/CIFSクライアント
SMB 1.0/CIFSサーバー
SMB 1.0/CIFS自動削除
SMB ダイレクト
上記の全部にチェックを入れる。
PCを再起動する。
見れるようになってる(はず)。
Windows10の場合
スタートキーを押して設定をクリック
検索ボックスに「windowsの」まで入力すると「Windowsの機能の有効化または無効化」がサジェストされるのでクリック
このようにWindowsの機能が出てくるのでSMBのところにすべてチェックを入れる
PCを再起動する。
見れるようになってる(と思う)。
Windows10でも11でも「Windowsの機能の有効化または無効化」を見つける方法は複数あり、スタートキーの隣の検索ボックス内を「Windowsの機能の有効化または無効化」と入力すれば出てきます。コントロールパネル内の「プログラム」をクリックしても出てきます。
これで解決しない場合、本職の専門家に手数料を払って聞くのが時間もお金も無駄にしないと思います。
おしまい。