こちらのPS4グレイシャー・ホワイトの上に置いてある四角の箱は3TBのHDDで4日ほど前より調子が悪くなった。具体的にはプレイ中にフリーズが多発したり、あるはずのゲームが起動できない、ストレージのインストール欄にゲームが表示されない、読み込みに異常に時間がかかるといった外付けHDDのトラブルだ。
セーブデータは本体のほか、PlayStationPlusのオンラインストレージにバックアップしているので、ゲームデータ自体は消えても構わない。それでも3,000GBのデータを再びダウンロードするのはインフラのトラヒックを無駄に使ってしまうようで申し訳ない。
SSDの価格が下がってきたというニュースを見た。
ナイスタイミングで次のお客さんまでの時間があったので近くのパーツ屋さんにSSDを見に行った。店員さんにPS4用として外付けSSDを増設したいと相談してみたところ、将来的に内蔵用としても使用できるように500GB以上をオススメしますと言われた。500GBのSSDでは5,000円~7,500円の価格帯のものが売っていた。親切な店員さんに速度の違いを聞いてみたところ、速度に差はほとんど無くSSDに付いてるチップセットの安定性と信頼性の差ということを教えてもらった。あと2.5インチ外付けケースじゃなくて、裸にUSB⇔SATA3ケーブル付けた方が放熱性と手軽さがあって良いと教えてもらった。
そんなわけで以下の2点を購入してきた。
SAMSUNG V-NAND SSD 500GB 860EVO SATA6Gb/s MZ-76E500B/IT
税込み7,646円
2.5インチSATA-USB3.0変換ケーブル Ainex アイネックス CVT-08 安心のPS4動作確認済みマーク
税込み1,382円
こんな感じ。SSDに関してインターネットの比較サイトも確認したが、実店舗のここが一番安かった。この店のネット通販価格よりも安かった。
上のがSSD、小さい、薄い、軽い。薄さは6.8mm、むしろケーブルの方が厚い。
うーん、ここでちょっとした問題が。
これは知らなかったのだが、 PS4につなげられる外付けストレージは1台のみで、USBで2台を同時につなげ「外付けストレージ」から「外付けストレージ」に移動するということが出来ない。なので、一旦本体に移動してから、ゲームデータを移すという手順を踏んだ。面倒だ。
取りあえず必ず救出したいゲームデータは本体に移せた。
滅多にないチャンスなので、本体の内蔵HDDからのゲーム起動と読み込み、外付けSSDからのゲーム起動と読み込みをベンチマークすることにした。
先ずはいつものプロジェクト・カーズ2です。
本体内蔵500GB HDDからゲーム起動して、
↑ この画面に来るまでの時間は、
1分15秒62でした。
ここで内蔵HDDより外付けSSDへゲームデータを移します。
外付けSSDからゲームの起動時間ですが、
1分6秒71になりました。
内蔵HDDの1分15秒から1分6秒に約9秒早くなりました。
次はHDDからカスタムレースの読み込みをテストします。
車両:TOYOTA 86
コース:Red Bull Ring ナショナルコース
対戦相手車両台数31台(自分を入れて32台 出走)
下記の画面が現れるまでの時間は、
56秒05でした。
そしてSSDからカスタムレースを全く同じ条件で読み込むと、
45秒03です!
こちらは、56秒から45秒に約11秒も早くなりました。体感でも明らかに早いです!
SSDすごい!!!
次はグランツーリスモSPORTで試します。ゲームを内蔵HDDから起動して下記の画面になるまでの時間は、
1回目46秒16。
2回目44秒03。
これをSSDに移して起動すると、
1回目38秒38。
2回目38秒77。
完全に早くなってます、時間にして7秒ほどですが起動時間が15%も短縮してます。
ここで妻より「いつまで写真撮ってるの?もう寝る準備をして欲しい。」と天啓があったが、「あと少し、11時半で止めるから!」と押し切りました。スクショの時間を見ると月曜の夜から遊んでます。
続いてカスタムレースの読み込みをします。
車両:TOYOTA 86
コース:ブランズハッチ インディサーキット
出走車両台数20台
この条件で内蔵HDDからのデータ読み込みは、
1回目37秒09。
2回目37秒35。
ゲームデータを外付けSSDに移してからの時間は、
1回目34秒06。
2回目34秒09。
ゲームの読み込みも3秒で約8%早くなってます。
いいかも!
今日帰ったら、モンハンの読み込みもテストしてみます。
おしまい。