下手だと言われればそれまでだが、VRゲームでシューコン(シューティングコントローラー)をエイムしても安定しない。
また、安定しない状態でシューコンを持ってるので疲れる。
なので、ストック(安定して銃を持てるように肩に当てる部品)が欲しくなり、検索してみたところ、皆さん自作してることが分かった。
そこでシューコンのストックを自作してみることにした。
ホームセンターでステンレスのネジ穴有りのフラットバーやL字アングルブラケットを組み合わせて銃に装着しようと思っていたが、その前にセリアに立ち寄った。
なんとなくセリアを見てて「こ、これはッ・・・!!!」という物を見つけてしまった。
それがこちら。
キッチンでお玉やヘラを掛けておくアレです。それとスベリ止めシート。
では早速、作っていきます。(社員さん方帰宅後の弊社応接室にて)
この状態から、
端のキャップをスポッと抜いて、
壁への固定具の片方を取って再びキャップをします。
場所を決めます。
後方からも確認。
強く結束バンドで締めるのを想定しているため、シューコン本体にスベリ止めシートを巻きます。(破損とキズ防止)
ここで残った方の固定具(パットになる部分)がエイム中に動かなくするために、こちらもスベリ止めシートを巻き、結束バンドでキツく固定します。これで胸に強く当ててもパッドが移動しなくなりました。
結束バンドをニッパーで切ったところは、このようにヤスリ掛けしておきます。VRゲーム中、実際のシューコンは見えないので、バリが残ってケガを防止するためです。服も引っ掛けたりして、ほつれちゃうし。↓鋭い切り口が丸くなってます。
次にステンレスバーにもシートを巻き付けます。
ここで結束バンドを6本、完全には締め上げない状態で、胸に当てて、細かい調整をします。
そして、ちから一杯締め上げます。
ニッパーで切断し、断面をヤスリ掛けします。(充電用端子は塞がないように注意)
完成しました。
アップ。
ステンレスバーが細く見えますが、強めに胸に当てても全くグラグラしません。
見てください、このYシャツが強く胸に食い込んでる様を。6本でガッチリ縛られてるのでシューコンとステンレスバーは一体化してます。
今回、かかった費用は税込みで216円です。
ストックをシューコン本体の上側に付けるか下に付けるか迷いましたが、ボタン類に干渉しないのとエイムしたときにVRゴーグルに接触しないことを考え、下側に付けました。
また、シューコン本体には一切加工を入れてないので、ニッパーで結束バンドを切れば元の状態に戻るのがポイントです。
ファーポイント/Farpointをストック無しと有りでやってみましたが、断然ストック有りの方が安定してました。銃をしっかり構えている姿勢が雰囲気・没頭感を増大させます。ストック有りの方が、1%くらいVR酔いが減ったような気がします。
ちなみに、胸や肩に当てるパットの部分は、長時間のプレイだと痛くなりそうなので、余ったスベリ止めシートをグルグル巻きにしようかと思っています。
おしまい。