テクノブレイク株式会社の(元)監査役ブログ

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怒らないこと。

 

正確には、感情に身を任せて怒りを爆発させないこと。

 

たぶん、子供のときから感情的で喧嘩っ早い性格だったと思う。

 

弱い犬ほどよく吠えるのが私だったのだ。

 

ちょうど10年前、怒りを爆発させて失敗したことがあった。

 

最近、よく聞くようになった怒りのコントロール(アンガー・マネジメント)をしなければ、この先の人生において良く生きられないと思い写真の本を購入した。他にも数冊、自宅に置いてある。

 

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植西 聰 (著) イライラしたときに冷静になる方法 (扶桑社文庫)

植西 聡 (著) 「カチン」ときたときのとっさの対処術 (ワニ文庫)

アルボムッレ スマナサーラ (著) 怒らないこと―役立つ初期仏教法話 (サンガ新書)

高橋 克徳 (著) 職場は感情で変わる (講談社現代新書)

エレイン・N・アーロン (著) ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫)

 

 

 

 

 


これらを読んで怒りとは、不安と無知からくるもの、そして自分の考え方一つだと理解した。

 

自分が絶対正しいと思えば思うほど怒りは強くなるのだと言う。なるほど、全くその通りだ。道路で自分が優先のはずなのに、相手が強引だと腹が立つ。また、道を譲っても、カーボディランゲージも何もないと腹が立っていたが、最初から自分が全て譲るのが当然だと考えるようになってからは、一切腹が立たない。

 

レジ待ちで、こちらが幾らイライラしても0.01秒もレジ打ちは早くならない。まったく意味のない怒りだ。

 

実際、怒ることによる最終的なメリットはほとんどない。表面上その場の意見が通るくらいか。経験上、デメリットの方が遥かに多かった。

 

怒りそうになったときは、一旦立ち止まり、怒りや不安の原因を考え、自分が正しいのかを客観的に捉えるような訓練を頭の中で行うようにした。最終的に相手がいる場合は事実と意見を冷静に伝える。慣れると一瞬で出来るようになる。

 

怒りや不快に感じることは、人間なので必ずある。自分の心の中に「怒る、不快に感じる」という感情は聖人ではないので払拭できない。

 

しかし、コントロールは可能になった。感情的に怒ることのよるメリットはなく、デメリットしかないことを繰り返し考えれば、やがて身に付き性格となる。

 

常識という個人に委ねられている物差しで、自分だけが唯一絶対正しいとは有り得ない。

 

これを20代で知っている若者も多いだろうから、自分の何という無知さよ。この感情のコントロールを最初から自分で気付いていたならば、すごい人たちだと思う。

 

昨日は45歳の誕生日で、35歳のときに自分が購入した本をAmazonの注文履歴を見返して書いてみたくなった。

 

アルボムッレ・スマナサーラ(著)の 怒らないこと―役立つ初期仏教法話』が読みやすくオススメです。

 

 


おしまい。