テクノブレイク株式会社の(元)監査役ブログ

ゲーム、自転車、ネタのブログ

AIとロボットと労働

 

子供のころ、未来はロボットが人間の替わりに働いて、人間はずっと休んでいられるようになって、楽になると思っていた。

 

実際は、AIやロボットに仕事を奪われて職や収入がなくなると言われる世界になった。

 

AIやロボットが人間の替わりに働いてくれれば、人間はずっと遊んでいられるようにならないのはなぜ?

 

ロボットがお世話をしてくれて、米や野菜を作って、家や自動車を作って、お金を稼いでくれれば人間は働かなくても良いんじゃないの?

 

宿題教えてくれて、人間とのコミュニケーションの仕方を教えてくれて、料理作ってくれて、ゲームの相手になってくれて、相談乗ってくれたり、子育てしてくれて、運転してくれたり、ペットの散歩に行ってくれて、人間はその間、ずっと好きなことをし続けられるんじゃないの?

 

人間は、絵を書いたり、作曲したり、映画を作ったり、本を書いたり、彫刻作ったり、新しいレシピを考えたり、生きる為に直接必要なものから、切り離したことをしていれば、それで良いんじゃないの?

 

 

 

 

そこまで万能な人工知能と人間のような汎用性を持ったロボットが登場すれば、そうなるかも知れない。

 

しかし、それは近い未来にならないと不可能だろう。

 

もし、近い未来に働く必要がなくなったら、どうなるのだろう。

 

 

 

 

親戚に、桁違いのお金持ちがいる。贅沢したまま、ずっと遊んで暮らせるとボクが思うほどの金持ちだ。

 

でも、派遣で60歳を過ぎても働き、休日は農業をしている。

 

なぜ働かなくも贅沢できるのに働くの?と聞いたところ、

 

「う~ん、やっぱり人間らしく生きるには働かないとダメだと思うからかなー。昔、2年くらい、プーしてたのよ。子供たちに悪いね、影響が。あとダメ人間になるね。何かわかんないけど心の底から『このままではマズい』と思ったね。」

 

との回答をもらった。

 

生きるために直接的な行動をしないと人間は生きられない人もいるのだということだけは分かった。

 

 

 

 

 

おしまい。