テクノブレイク株式会社の(元)監査役ブログ

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液タブ(液晶ペン タブレット)が欲しいと言われた。

 

高校3年生の娘に言われた。 

旧帝に合格したら液晶タブレットが欲しいと。

学びたい学問と入りたい大学が一致したため、受験をそこ1本で行くと言う。 

潔いと思った。感心したので購入を快諾。約束した。

 

そして、妻に怒られた。

 

何を勝手に約束してるんだと、一体おいくら万円するんだと、政策公庫で学費を借入する準備は進んでいるのかと。

 

答えられなかった。

 

 

 

 

と言うことで液タブについて知識はないが、ガジェット好きの私が、

 

 

大まかなところ3つ、 

・主要メーカー

・価格帯

・用途は何なのか

 

 

を決めたところで、更に細かい部分では機能として、

・ペンの傾きを検知するのか

・PCなしで動く単独タイプなのかwindowsMacと繋げて使用するのか

・遅延などは接続したPCに依存するのか

ipad proやサーフィスがライバルに入ってくるのか

・充電式ペンか充電無しタイプなのか

・筆圧は何段階なのか

・付属ソフトは何なのか

・本体にファンクションキーやショーカットキーがあるのか

・ペンのすべりは良いのか、感覚は紙に近いのか

・手の油で液晶が汚れるのか

・液晶保護シートは必要なのか

・保護シートはプラスチックシートなのかグラスシートなのか

・画面が熱くなり手袋が必要なのか

・最終的な購入候補は何か

 

 

などなど、とことん検討してみました。実際に購入することを想定しているので本気で調べます。(Amazon楽天、ヨドバシで購入できるものに限り調べます)

 

 

 

まずメーカーですが、

 

ワコムHUION(絵王・フイオン)、XP-PEN(エックス ピー ペン)、Ugee(ウギー・友基科技)、ParbloArtisul(アーティスル)、GAOMON(ガオモン)というのがあります。

 

ここでわかったのですが、日本のワコム vs 中国液タブ勢に大別できます。

 

ワコムは言わずと知れたペンタブレットの老舗にして王道です。

 

対するHUION、XP-PEN、Ugeeは中国製品です。この3社は台湾のUC-Logicのから技術提供を受けています。

 

GAOMONとParbloも中国、Artisulは上記の『HUION、XP-PEN、Ugee』に技術提供をした台湾UC-Logicのグループ会社です。

 

 

 

次に価格帯ですが、

 

ワコムはエントリーモデルで実売価格8万円前後、中堅モデルで12万円、上位モデルは20万~28万円と現在、新品で購入できるモデルは約18種類になっています。

 

ワコム以外の中国液タブ勢は一部を除き、ほぼ全てが低価格の設定になっており、HUIONはエントリーモデル4.5万円、21.5インチの液晶画面を持った中堅モデルが6万円、最上位版で8万円、全部で約15機種。

 

XP-PENはエントリーモデル2.8万円、中堅モデルが4万円、最上位版で8万円、全部で約7機種。

 

Ugeeはエントリーモデル4万円、中堅モデルが6万円、最上位版が2機種14万円と21万円、全9機種。

 

Parbloはparblo.com/が2月7日現在「このサイトにアクセスできませんparblo.com からの応答時間が長すぎます。」と出るのでちょっぴり不安でしたが、ブログ等を見て行くと何とかなるようで、エントリーモデル3万円、中堅モデルが4万円、最上位版で5万円、全3機種になっており分かり易いです。

 

Artisulは13.3インチ フルHD液晶 Artisul D13(SP1301)が5万円、15.6インチ フルHD 液晶 Artisul D16 (SP1601)が6.5万円の2機種のみ。

 

GAOMONはPD1560 15.6インチIPS HDが4万円の1機種のみ、Amazonで実際購入したレビューも上々です。

 

また、上記で調べたメーカーには入ってないですが日本のサンコーレアモノショップで21.5インチ液晶ペンタブレット「ミンタブ」を49,800円で売っています。液晶画面の下部に「BOSTO」と刻印してあるのでメーカーを調べたら画面サイズは21.5インチですが、他のメーカー同じ大きさを持つ液晶ペンタブより安いです。が、2,3世代前の作りになっているようだ、とのことです。ミンタブは13.3インチで39,800円もあります。

 

 

そして娘の液晶ペンタブレットの用途ですが、ズバリ趣味用です。液タブを使って収入を得ようとは思ってないです。小学校から高校にかけて印刷物の挿絵を書いたりTwitterで2万いいねをもらったとか、そんな感じで絵を書いているので、プロ用の機能は必要ないと思います。

 

となると中堅モデルで十分ということがわかったので、あとは最低限必要な機能と評判を見て購入する機種をいくつか検討しました。 

 

ちなみに、大学入学に際して新型のノートPCを購入しなければならない(予算12万)ので、私のお財布から液タブに出せる金額は8万円です。この時点でワコムはエントリーモデルのみが検討対象になりました。 

 

 

今回、候補に挙がったものは、

 

ワコム 13.3フルHD液晶 Cintiq 13HD 【2015年モデル】 DTK-1301/K0 実売8万円

Huion 21.5インチ フルHD  GT-221Pro 実売8万円

XP-Pen  フルHD 22インチ  Artist22E 実売8万円

Ugeeに関しては物理ショーカットキーがないので除外

Parbloはレビュー件数が少ないのと売っている人のプロフィールがアレなので除外

ARTISUL 15.6インチ フルHD 液晶 Artisul D16 (SP1601) 実売6.5万円

GAOMON 液晶ペンタブPD1560 15.6インチIPS HD 実売4万円

 

これらの機種はワコムを除いて上位機種になりました。

 

 

細かい機能を調べると、

 

・PCなしで動く単独タイプなのかwindowsMacと繋げて使用するのか

については、8万円台だとPCレス・単独で使えるものは無いです。そもそもwindowsが入っている液タブはワコムでのみ販売しています。

 

ipad proやサーフィスがライバルに入ってくるのか

について。入って来ないです。サーフィスは8万では購入できないし、そもそも液タブのような専用機能をアプリで補えないです。

 

・遅延などは接続したPCに依存するのか

これは、接続PCのスペックによる機種が多いです。

 

・ペンの傾きを検知するのか

あんまり気にしてる人はいないみたいで、どちらでもよくなりました。

 

・充電式ペンか充電無しタイプなのか

充電式がほとんどです。

 

・筆圧は何段階なのか

2048段階と8192段階の2タイプですね。HUIONは8192段階が多いです。

 

・付属ソフトは何なのか

これは商品紹介に書いてあります。

 

・本体にファンクションキーやショーカットキーがあるのか

見た目でわかるということに気付きました・・・。HUIONがいい感じです。

 

・ペンのすべりは良いのか、感覚は紙に近いのか

どの機種も紙に近い、書きやすいというレビューが多いです。

 

・手の油で液晶が汚れるのか

あんまり気にしてる人がいないですね。

 

・液晶保護シートは必要なのか

ほとんどの人がシートを貼っています。

 

・保護シートはプラスチックシートなのかグラスシートなのか

ほとんど、購入時に付属してくるようなので、それを使えばよいみたいです。

 

・画面が熱くなり手袋が必要なのか

実際にワコムの3世代前の機種を使っていた方に聞いたところ、昔のは熱くなるね、と言っていました。

 

 

最終的な購入候補は何か

ワコム DTK-1301/K0 実売8万円

Huion GT-221Pro 実売8万円

XP-Pen Artist22E 実売8万円

ARTISUL D16 (SP1601) 実売6.5万円

GAOMON PD1560 15.6インチIPS HD 実売4万円

 

の中から、合格発表があった場合に娘から選んでもらおうと思っています。 

 

以上、液晶ペンタブレットについて調べてみたことになります。

 

 

 

 

おしまい。